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先制ゴールとなるPKを決めた朴主永 |
韓国が中東アンマンでの遠征でヨルダン代表を1-0で下し、2010年南アフリカW杯3次予選グループ首位の座を守った。
6月7日、アンマンのキーン・アブドゥーラスタジアムで行われた2010年南アフリカ・W杯3次予選・ヨルダン代表戦で韓国は、立ち上がりから攻撃的に出たヨルダンに押されて不安な姿を見せたが、前半23分にオ・ボムソクが得たPKを朴主永が決めて先制。後半になると、DFチョ・ヨンヒョン、イ・ジョンスなどを投入しながら慎重に試合を進め、1-0の勝利を飾った。
これによって2勝2分けとなった韓国は、トルクメニスタンに1-0で勝った北韓と勝ち点で並んだが得失点差で首位をキープした。
▼序盤の主導権はヨルダン
先週のソウルでの試合では守備的だったヨルダンだが、今日の試合では立ち上がりから攻撃的だった。最前線へのロングパスを軸に攻撃を展開し、開始5分には鋭いカウンター攻撃で韓国を脅かした。
その後も中盤で試合の流れをリードしたヨルダンは、韓国DF陣の万マーク守備をかいくぐって脅威的なチャンスを何度か作り、前半8分にはCKから“あわや”という場面も作った。韓国は中盤の金南一とチョ・ウォニが相手の起点をなかなか遮断できず、朴智星、イ・グノとつながるサイド攻撃を活用しようとしてもゴール前ではなかなかパスがつながらなかった。
▼朴主永がPK決め先制
それでも試合が進むにつれて、金南一が攻撃に絡む場面が増え始める。金南一は15分に中央突破を図り、19分にはヨルダンのゴール前からサイドのイ・グノにパス。そのイ・グノがゴール前に走りこんだ朴主永につなぐ。朴主永が放ったシュートは相手GKの好守に阻まれたが、韓国にとっては最初の決定機だった。
23分、右サイドバックとしてピッチに立ったオ・ボムソクが素早い突破からヨルダンのペナルティエリアに入ったところを倒されてPKを得た。これを朴主永が冷静に決めて先制。韓国は厳しい状況下で1−0とリードした。
リードを奪われたヨルダンは、36分にFKのチャンスを得てそれをつなげて韓国ゴールに襲い掛かった。シュートがクロスバーに当り、韓国は失点のピンチを逃れた。
その後、韓国は金南一が攻守の両方で試合のテンポを調整し、チョ・ウォニがヨルダンのパスを効果的にカット。序盤とは打って変わって動きがよくなった。ただ、同点を狙うヨルダンは攻撃の手を緩めず、自陣に攻め込んでくるイ・グノ、朴主永の動きを封じるなど、両チームは激しい攻防戦を繰り広げ、試合は1−1のまま前半を折り返した。
▼追撃するヨルダン…韓国は守備強化で慎重な試合運び
後半、韓国は薛h鉉を下げ、DFチョ・ヨンヒョンを投入。4バックから3バックにし守備を強化。イ・グノと朴智星をトップに近い位置にポジショニングさせ、李栄杓とオ・ボムソクの攻撃参加で試合の主導権を握ろうとする戦略だった。
そうした中、中盤で主導権を握っていたヨルダンは、激しくラフなプレーで韓国陣営に侵入。許丁茂監督は後半23分に李栄杓を下げ、DFイ・ジョンスを投入するなど、慎重に試合を進めた。
それでも韓国は後半28分に、金南一、イ・グノ、朴主永とつながったパスワークで何度かの得点チャンを得るが、追加点を奪うことはできなかった。
後半35分には安貞桓を投入して攻撃力をアップさせるが、その采配からは1−Oのリードを守って勝ち点3を得ることに集中するという戦略に基づくものでもあった。
安貞桓がピッチに入ったことで攻撃が活気づいた韓国は、朴主永、朴智星が相手ゴール前で活発に動きながら試合のテンポをコントロール。
ヨルダンは同点ゴールを得るために総攻撃を仕掛けてきたが、最前線にひとりだけ残して、全員が守備に徹底した韓国の守備網を崩すことはできず、結局このまま韓国の勝利で終わった。
アウエー戦を制した韓国は、一旦、トルコに移動して現地で合宿を行ったあと、トルクメニスタンに移動。14日の同国とのアウエー戦で勝利すればアジア最終予選進出が確定する。
最終戦は6月22日、ソウルでのホーム戦だが、勝ち点で並ぶ北韓だけに、韓国としてはトルクメニスタン戦で確実に決めたい。
【KFA公式サイトより抜粋】 (2008.6.9)